2022.03.22|不動産投資ノウハウ
【待望の ”ららぽーと福岡” 効果は?「福岡市博多区」にある不動産の将来性について解説します】
こんにちは。
いのぐち不動産です。
2022年春、ららぽーと福岡の開業が決まり、福岡市博多区エリアの不動産価格がどうなるのか。
将来性に注目されている方が多いと思います。
これから福岡市博多区の不動産を取得したい方。
今現在、福岡市博多区の不動産を所持している方のために、今後の展望や物件購入時のポイント解説いたします。
福岡市博多区とは
福岡市博多区は、福岡市の中心に位置するエリアです。
中州や福岡駅、繁華街といった商業的な要素が強いイメージですが、周囲には住宅も隣接しています。
このエリアは現在、博多駅を中心に大規模な再開発が進められています。
再開発によって地価上昇が見込めることから、熱い視線が注がれています。
将来性の鍵を握る「博多コネクティッド」
現在博多では、博多コネクティッドという取り組みが進められています。
古くなったビルの建て替えなど、ビジネスと商業両面での再開発が盛んです。
博多駅近隣ではこれまで、立てられるビルの高さに制限がありました。
しかし容積率緩和制度によって、より高い建物の建設が可能に!
建物によっては、最大50%程度高さを変えられる例もあり、多くの開発計画が進行しています。
博多コネクティッドの一環として、公開空地の取り組みも進められています。
誰でも自由に通れる広い空き地を作り、賑わいあふれる歩行者ネットワークを構築するのが目的です。
開発後は、現在と比較して2.5倍の公開空地が生まれます。
博多駅周辺の景観がよくなり、きれいな街並みになると予想されています。
再開発で新しく誕生するビルや建物は、これまでよりも耐震性が高いものになります。
より強固な不動産ですので、安心して住める、事業ができる点がメリットです。
建物が上に伸びるため、開業できる店舗やオフィスの数も増えます。
それに伴い、雇用もどんどん伸びていくのでは、と期待しています。
2022年春!ららぽーと福岡開業
ご存じの通り、2022年春に「三井ショッピングモールららぽーと」が博多に開業します。
場所は、福岡市博多区にある、青果市場の跡地です。
ららぽーと福岡には、子どもの職業体験施設として人気の高いキッザニア。
ガンダムパーク、おもちゃ博物館といった施設の誘致も決定しているなど、全国のららぽーとの中でも、規模が大きい商業施設になりそうです。
ららぽーと開業に伴い、その他ショッピングモールも進出するのではと、注目しています。
博多駅の交通アクセス
博多区では、博多コネクティッドの一環として、地下鉄七隈線延伸事業がスタートしています。
開通後はこれまでにつながっていなかった、博多区から薬院の方まで行けるようになるなど、利便性が向上する予定です。
交通アクセスがアップすることで、福岡市博多区エリアの地価が上昇に転じる、もしくは現在の地価がキープされるのでは、と考えられます。
事実、博多区エリアはすでに、土地値が上がりはじめています。
それにともない現在建築されている、博多区周辺の新築マンション価格が高騰している印象です。
今後も地価が上がり続けるのであれば問題ないのですが、現状維持でキープされた場合は、資産価値が上がりにくくなります。
長期保有を検討している場合は良いのですが、短期保有を目指している方は中古相場との乖離が考えられます。
現在の資産価値にたいして、ローンの借り入れ高がどのくらい残っているのかを確認した際。現状維持機関が長い場合、ローンの方が高くなる債務超過となるケースも出てきます。
不動産購入の際は、土地の金額やマンション価格を見極め、債務超過に陥らないよう注意してください。
福岡県博多区の将来性まとめ
博多区の不動産は、博多コネクティッド。
青果市場跡地に開業する、ららぽーと福岡や周辺の商業開発。
地下鉄七隈線延伸事業による利便性向上で、今後より注目を集めるエリアと言えます。
交通アクセスが良くなれば、人の動きが活発になり、ビジネスや商業にへの良い影響が考えられます。
新築物件が増えていますが、価格は高騰気味です。
中古相場との乖離を確認の上、債務超過に注意しながら、検討いただければと思います。